ACPサイトの「The regulations」ページの日本語訳です。pdfファイルはこちら http://www.paris-brest-paris.org/pbp2011/index2.php?lang=en&cat=randonnee&page=reglement 規則
ここに示されているPBP2011の規則は暫定的であり、2011年8月まで変更される場合があります。
第1条 : オダックス・クラブ・パリジャン(The Audax Club Parisien)が8月21日から25日にかけて開催する2011 パリ-ブレスト-パリ ランドヌール®(Paris-Brest-Paris Randonneur®)は1200 km、フリー・ペースで行うBRMイベントで、参加ライダーは主催者によって認められている以外のサポート無しが原則。PBP はFFCTの規則によって開催される。 第2条:エントリの条件 パリ-ブレスト-パリ ランドヌール®はFFCT、UFOLEPとFSGTのメンバーだけでなく、国外のライダーも参加可能。 スタート時に18歳以上であること。 参加にはフランス国内・外で2011年のACP公認のブルベ(200、300、400、600km)を完走し、スーパー・ランドナー(SR)取得済みであることが必要。 より認定距離の長いACP公認のブルベで短い距離を代替できる。 ライダー数が制限される場合があります。 ライダーの制限は、2011 PBP公式ウェブサイトで公開される。 ACPは2010年にBRMを完走した者を優先します。 一部の国では、独自の選択基準が追加される場合があります。 優先順位の選択プロセスはプレレジストレーションによって処理される。 第3条:ライダーの制限 参加者数が制限される場合、次の通り国別の上限が計算される: フランス: 2007年のフランスの認定数 + 参加枠 (2011年の最大登録数と2007年の認定数の差)の39%。 その他の国: 2007年の該当国の認定数 + フランスの参加枠を控除した後の参加枠の一定割合。 分数として算出される割合は f =(2010年の当該国の認定距離(km))/(2010年の全ての国外での認定距離(km))。 国別参加枠 = (2007年の当該国の認定数) + (補正数)、 国別の補正数fは以下で求められる f *(参加枠 - フランスの枠 - 2007年の当該国の認定数)。 2007年に認定数が30未満の国々はまとめてグループ化された上で、同じ参加枠が割り当てられます。 登録は決済が完了した時点で国別の枠から差し引かれます。 国は各ライダーが所属するクラブの国籍によって決定されます。 参加枠が完全に満たされない場合は、利用可能な枠はACPの裁量で割り当てられます。 参加枠を超えた場合、ACPはウエイト・リストを作ります。 第4条:プレレジストレーション プレレジストレーションは2010年に一つ以上のBRMを完走した者を対象とする。 プレレジストレーションの開始日は2010年に認定された最長の距離によって決定する。 登録数には上限を設ける。 それぞれのプレレジストレーションの開始日:
一部の国ではプレレジストレーションの確認のために独自の規約が適用される場合があります。 例えば、フランスにおいてUFOLEPとFSGTメンバーは同じ認定距離を持つFFCTメンバーの1週間後まで事プレレジストレーションは許可されません。 プレレジストレーションは、支払いが承認された時点でPBPの2011年の参加枠の予約とします。 登録数には上限を設け、登録は先着順です。 フランス時間で2011年6月19日までに本登録を完了しない場合、プレレジストレーションは無効となります。本登録への申込は可能ですが優先権はなくなります。 プレレジストレーションはインターネット経由でPBPのWebサイト www.paris-brestparis.org からのみ可能、、所属、ライダーのライセンス番号、完走したブルベの認定番号が必要。 複数乗車の自転車の場合、最長の認定距離をもつライダーが登録することによって全同乗者が同じ優先順位でプレレジストレーションすることができる。 第5条:本登録 (Registration) 本登録はPBPのWebサイト www.paris-brestparis.org 経由でのみ受け付ける。サイトでは登録のステータスを確認することができます。 PBP出走に必要な4本のBRMのうち、3本を完走した時点で本登録を行うことができます。2010年10月31日から2011年7月17日に行われるBRMであることが必要です。 登録スケジュール 参加の権利は支払いが正しく行われた時点で確定します。 登録は登録数が上限に達するまで支払日を基準として処理されます。登録数が上限に達した場合はウェイティング・リストによるキャンセル待ちとします。ウェイティング・リストにある間は支払いは引き落とされません。2011年7月17日の夜中0時(フランス時間)までに完了していない登録はキャンセルされ不出走とみなします。
払い戻しはキャンセル条件に明示されている場合・方法によってのみ可。出走条件に必要なBRMのDNFは払い戻し対象ではありません。 登録は4つの必須ブルベの認定番号を含む申込フォームを完了することで処理されます。その後にフレーム・バッジ番号や説明事項を記載した確認メールが届きます。 もしフォームを完了して<<validated (確認済)>>が表示されたにもかかわらず確認メールが届かない場合は次のメールアドレスに連絡してください:
第6条:支払方法 安全な支払いオプションがプレレジストレーションおよび/または本登録の最後に提案されます。 個人または団体扱いでの処理があります。電信送金、チェック、現金での支払いは受け付けられません。 プレレジストレーションは30ユーロ 、返金不能で、本登録の時に参加費より差し引かれます。参加費はまだ決定されていませんが恐らく内訳は: フランス在住者 : : 100 € フランス国外在住者 : 105 € FFCTライセンス割引 (6 ユーロ) 参加費に含まれるもの: • PBP 2011参加 • 公式ボトル、書類ポーチ • PBP 2011 フレーム番号 (frame number) • PBP 2011 ブルベカード • PBP 2011 ライダー追跡チップ • 刻印入記念メダル (認定された場合) • SRメダル • キャンセル保険、保健契約に基づく医療移送保険 • コースの矢印サイン • オフィシャルの車やバイクによる監視 • チェックポイントへのアクセス • チェックポイントでの緊急サポート • 第17回 PBP DVD • 2012年初めに送付される結果パンフレット 主催者は食事、宿泊、必要な場合の移送は参加者の負担であると指摘している。 第7条: キャンセル 参加者理由: 主催者の定めるキャンセル保険は、あなたが保険会社の条件を満たしている限り、登録手数料の全部または一部の払戻しを受けることができる。 主催者理由: 主催者の責の有無に係わらず、不測の事態により主催者がイベントをキャンセルする必要がある場合は参加費及びリクエストされた食事の料金だけ払戻される。これ以外の補償はない。天変地異、動物の伝染病、主催者保険でカバーされない事由によるキャンセルの場合払戻し額は25ユーロ減額される。 以上の2つの理由: - ACPによってジャージや反射ベストがキャンセル時に既にオーダーされていた場合、返金されない。 - SRメダルは郵送され、代金6ユーロは返金されない。 第8条: 自転車のルール 2輪ないしは3輪で、ハンドルで操作、人力で推進、1つ以上のチェーンリングを有する車両を使用することができる。車両は幅1メートルを越えてはならない。これらの基準を満たさない車両はAUDAX CLUB PARISIENによって審査されなければなりません。 トライアスロンバー、如何なる形状のエクステンションバーは禁止 車両は前方100m、後方150mから認識されるのに十分に強力なライトを装備しなければならない。昼間であってもしっかりと永久的に固定され且つ、常に点灯可能な状態でなければならない。尾灯LEDの点滅は禁止。予備のライトは強く奨励される。 暗い、薄暗い状況では単独、グループにかかわらずライトを点灯しなくてはならない。 無灯火、十分でない灯火を事由としてコントローラーが停止させた場合、ライトの問題が解決されない限り、再び走行することは認められません。予備ライトがある場合、次のチェックポイントまでの走行は認められます。 リカンベントのライダーにはフレームに固定されたチェーンガードやアウターより大きめのチェーンリングガードでクランクを保護することを奨励します。また、グローブに取り付けられるリヤ・ミラーを奨励します。最後に、地面から少なくとも1.40メートルの高さがあり、可能であれば先端に反射材をつけた、旗ポールの装着を奨励します。 参加者は少なくとも400km、または600kmをPBPを走るのと同じ車両で走ることを奨励します。 チェックの簡略化のために全ての参加者にはフレームナンバーが与えられます。フレームナンバーは終了までずっと自転車に固定されていなければなりません。 第9条: 装備 フランスの道交法において夜間は反射ベストを着用する必要があります(安全基準EN1150)。自転車のチェック時に見せる必要があります。 反射ベストが隠れていた場合(バックパックを背負っていた、リカンベントに乗車など)は追加の反射材を使ってよく視認されるよう確認してください。 夜間は明るい色の服を奨励します。イベント中は認定されたヘルメットの着用を強く奨励します。 各ランドヌール・クラブのジャージ、PBP公式ジャージ、RMイベントのジャージの着用を奨励します。プロ・チームのジャージは禁止。 第10条: ルートとコントロール 公式ルートは申込が処理された後にフレームナンバーと一緒に送付されます。ルートは当局の合意に従うものとします。 往路、復路の方向は別の色の矢印で示されます。公式のコントロール: 往路:Gymnase des Droits de l'Homme at SAINT-QUENTIN-EN-YVELINES (GUYANCOURT), VILLAINES-LA-JUHEL, FOUGERES, TINTENIAC, LOUDEAC, CARHAIX, BREST. 復路:加えてMORTAGNE-AU-PERCHE と DREUX. 往路のMORTAGNE- AU-PERCHEでは食事ができます。往・復路のSAINT NICOLAS DU PELEMと復路のQuedillacでは食事・宿泊ができます。シークレット・コントロールがある場合があります。 ライダーは公式ルート上にいなければなりません。公式ルートを外れると保険の適用外になることに注意してください。全てのライダーおよびサポート要員はすべての場所でコントロールに向かって適切に動く必要があります。当局によりルートの使用を拒否された場合、主催者はルートやチェックポイントを変更する権限を有します。 第11条: 責任と保険 全ての状況下で参加者はフランスの道交法を尊重しなければならない。自転車での携帯電話の使用は禁じられている。 PBP参加者は自己責任において参加しており、主催者は個別の保険は提供しない。自分で契約しない限り、参加者は保護の対象となっていない、フランス国外からの参加者の移送オプションも含める。本登録に際して参加者は自己責任を受け入れているものとする。 PBPの期間中、参加者が第三者へ物的、身体的被害を与えた場合を想定して、主催者は損害賠償保険(Responsabilite Civile-Defense et Recours)を掛けている。参加者を対象に医療救助の特約が付随する。個人の帯行品については各人責任を持って管理する。ACPは紛失や窃盗による損害には責任を負わない。ACPはリタイヤした参加者の交通費等を負担しない。 第12条: 参加者の追跡 参加者はスタート前にブルべカードと磁気チップを受け取る。それらは適切に保持管理されなければならない。パスポート用の写真(35 x 25mm)の貼付を奨励する。参加者は常にブルべカードと磁気チップを帯行し、事前に知らされているもの、シークレットを含む全てのコントロールにおいて自己責任において確実にチェックを受けなければならない。ブルべカードや磁気チップの紛失、事前に知らされているものシークレットを含むコントロールでのチェックが不完全な状態の提出は失格となる。 第13条: 出走手続 各参加者は登録確認書類を持ってACPの指定する日時に車検を受けなければならない: - 8月20日(土)午前8時から午後7時、8月21日(日)にスタートする者が対象 - 8月21日(日)午前8時から午前11時半、8月22日(月)にスタートする者が対象 車検後、参加者は体育館に進み、写真付きの身分証明書を提示して地図、追跡用チップ、フレームナンバー等を受け取り、参加誓約書に署名する。 スタート時のコントロール: スタート手続きは人権体育館(Gymnase des Droits de l’Homme)にてスタート1~2時間前から行われる。注意:ブルべカードの不完全な通過チェックやチップ不通過記録は失格になります。 スタート:当局の要請に従い、スタートはウェーブ方式で行われる。安全上の理由からSaint-Quentin-en-Yvelinesは車とオートバイの先導で通過する。この区間(15km)中で先導車両の追い抜きは禁止(違反者にはペナルティを科す)。 第14条: コントロールのオープンとクローズ ブルべカード記載のオープンとクローズの時間は厳守すること。注意:午後4時から午後5時半までの間にスタートする参加者についてオープン時間はフリー。 参加者は制限時間までに各コントロールに到着すること。重大かつ実質的に止むを得ない事由以外でクローズ時間に遅れた場合は失格となる。通過が認められた場合でも二つ先のコントロールまでに遅れは取り戻さなければならない。 第15条: 認定、リタイヤ、制限時間遅れ 到着時間に関係なく、43時間56分以内での走行は認定されない。(平均時速28kmに相当) ルールに従って完走した参加者は走行タイム刻印入りのメダルを貰える(ペナルティ時間を含む)。メダルは第17回PBP完走を記念するものである。 リタイヤした参加者はブルべカードに「DNF」か「Abandon(リタイヤ)」と記入した上で大会運営者に返却しなければならない。リタイヤした者はフレームナンバーと追跡チップを取り外さなければならないがこれらは持ち帰ることができる。 2012年1月頃に第17回PBPのリザルトとパンフレット類が参加者に返却される。 第16条:メディカルチェック 保険福祉スポーツ省によってドーピング検査をされる場合がある。費用は省が負担する。検査の拒否や陽性反応が出た場合失格となる。 第17条:サポートカー サポートカーでの公式ルートへの進入は禁止。サポートカーと合流したいコントロールが(たとえ一か所だけだとしても)ある場合は必ず主催者に登録すること。サポートカーは指定されたルートを走行すること。サポートカーと参加者はコントロールおよびその周辺5kmでのみ合流できる。参加者もサポートカーの運転手も提供できるサポートの種類、範囲、そしてサポーターによる規約厳守、違反の場合はペナルティを受ける等、誓約書に署名しなければならない。 第18条:ペナルティ ACPは重大な違反行為が認められた参加者のPBP参加を拒否もしくは失格処分にすることができる。 公式のコントローラーははっきりと認識できます。公式のコントローラーの報告に基づいて以下の罰則規定が適用される。 違反行為が発覚した場合、その直後もしくは次のコントロールで参加者に宣告されブルべカードに記載される。ペナルティは総合タイムに加算される。 イベント途中で走行を打ち切られるような処置はない。ペナルティは都度加算される。
参加者は自己責任において出走する。代理出走は参加者は失格となる。代理出走者は賠償責任保険の適用をうけられない。 不服等がある場合、ゴール後5日以内に書面で以下の宛先に提出されなければならない: Mr Jean-Gualbert FABUREL Commission PBP 2, rues des Aulnes FR-78920 ECQUEVILLY 第19条:環境 参加者はコントロールのある町やPBPルート沿いの環境に配慮し、損害等を与えた場合は責任を負わなければならない。 道路上へのゴミ投棄は厳禁。環境に配慮した行動が全ての参加者やランドヌール全体に好印象を与えます。 第20条:肖像権等について 参加者はPBP運営者やその代理人やメディア等が動画や写真などによってPBPの参加状況を撮影し記録することに同意する。PBP参加中の記録は宣伝広告用資料としてすべての国において、かつ法律や条例等によって定められた最長の期間にわたって使用されることを認める。 1978年1月6日施行のフランスの法律Informatics and Libertiesによれば、個人情報の保護を申し立てることができる。ACPを通した企業や団体からオファーを受ける場合があります。受け取りたくない場合は名前、住所、可能であればフレームナンバーを添えてACPに連絡をすること。 第21条:更新 PBP委員会はこれらの規約を改変し、必要であれば現規約によって想定されていない事態について決定する権利を有する。 PBP委員会はイベント開催の条件を改変することができる。 可能な限り決定事項や改変の可能性は参加者へ知らせることとする:
- 三日前までにキャンセルの可能性が見越される場合、出版刊行物、ラジオ、インターネットを通じてのお知らせ
- イベント開催中であれば拡声器やポスターを使ってのお知らせ インフォメーション : www.audax-club-parisien.com www.paris-brest-paris.org contact@paris-brest-paris.org 2011年3月4日
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